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2008.09.30

「徳川家康と駿府」展

土曜日に静岡県立美術館へ行ってきました。

美術館は山を登ったところにあるのですが、
駐車場から美術館への道のりがなかなか素敵でして。
高い木の並木道が続き、歩道の植え込みには、
アート作品が点々と置いてあるんです。
美術館に来た!って、気持ちも盛り上がってきます。

          静岡県立美術館への道

でも今回の目的はアートではありません。
県民ギャラリーで催された「徳川家康と静岡」展で、
久能山東照宮の宮司さんの講演も聞けるとのことで行ってきました。

家康は、今川家の人質時代、江戸城に入る前、隠居時代と、
人生の三分の一の25年を駿府で過ごし、静岡ととても縁が深いことは、
有名ですよね。
久能山東照宮は家康を祀った神社で、お墓もここにあります。

私も家康というと、戦国の世を終わらせ、幕府を開いた・・・タヌキおやじ(笑)
というイメージしかなかったのですが、
今回講演を聞いて、もっと偉大な政治家だったのだ、と認識しました。

宮司さんがおっしゃるには、
彼の最大の功績は文教政策にあるということでした。
たくさんの本を刊行、収集し、1万冊を誇る駿河文庫という図書館を
作ったそうです。(今回、その中の本の展示もありました。)

またとにかく勉強熱心で、大御所となってからも、
駿府に一流の学者を呼んで天下泰平の道を探るため、講義を受けていたそうです。
しかもまだ20代半ばの学者(林羅山)に。
「今の総理大臣よりも当時はもっと権力のあった家康が、
有能だということで20代の学者から教えを請うなんて、考えられますか?」
と宮司さんもおっしゃっていました。
学ぶということにとても謙虚だったのですね。

そして、戦国武将としては色々と酷い事もやってきた家康ですが、
命、平和を大切に考えていたそうです。
それは、当時の人が彫り上げた東照宮の彫刻などにも表れているそう。
確かに彼の作った世界がその後2百数十年、泰平の世として続くのですから、
そうなのかもしれません。

徳川家康と静岡展
↑展示品がオールカラーで印刷された、こんな冊子まで配布されていました!

さて、ギャラリーの方には当時の駿府の地図やら、
家康が刊行した本やらが展示してあったのですが、
私が一番ワクワク?したのは火縄銃!

久能山の蔵(だったかな?)で最近発見されたものらしいのですが、
自分の手で実際に触ることができたのです!
文化財は保存するだけでなく、活用せねばならない、という宮司さんの粋な計らい!

手袋をはめて、持ち上げてみると・・・・
重い。
5キロ弱ということでしたが、
うー、これ持って戦場まで歩くのはキツイっす。

それにしても、この展示会に来ていらっしゃる方たちは、
やはり歴史好きな方が多いようで、
展示物の書物を見ながら、「これは去年のイベントでも展示されていたわ。」という
おばあちゃんや、歴史に一家言あるおじさま達に驚かされました。
(私も一々質問するもんだから^^;)

かっこいいなぁ、地元の歴史に持論があるって。
私もいつか持論を展開して、若者を唸らせたい!

って、私はどこを目指しているんだ(笑)?
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この記事へのコメント
徳川家康と静岡展ですか。
いいところへ行ってらっしゃいましたね。
岡崎市民は、家康生誕の地と言う事を誇りにして、4月のお花火時には、「家康祭り」で大行列がでたりしますが、静岡での生活がそんなに長いのなら、お株を取られた感じがしました。
確かに静岡は、家康の影響でしょうか?。街が整えられて木工製品も昔から受け継がれて、いいものがありますし、文化が高いですね。
それに、富士山も見えるし、、、。
岡崎では無理ですからね。
Posted by emiko3912 at 2008.10.01 11:02 | 編集
emiko3912さん

私が育った関東も家康の息吹を感じる土地でしたが、
静岡ではもっと「大御所」という存在を感じます。
emiko3912さんのおっしゃる通り、静岡の街は
街づくりの好きだった家康よって作られたみたいです。

岡崎も家康と縁の深いところですよね!!
富士山は見えませんが、この間行った時に、いい街だなぁ、
と思いました^^岡崎城にももう一度ゆっくり行ってみたいです。
岡崎と静岡は家康を通して縁があるんですね。
Posted by micanko at 2008.10.02 10:39 | 編集
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